寿堂

日々自分が体験してきた出来事の備忘録です。

父との思い出とはじめての釣り堀

今回は父との思い出とはじめて釣り堀に行った体験談です

最近妹が釣り堀にはまっています。
妹の友達が山の方に住んでいて、近所の釣り堀に妹とその友人2人で何となく行ってみたのがきっかけのようです。
それがすごい楽しかったようで、しきりに私に勧めてきます。

 

 

釣り堀に行く事になった経緯

妹「釣り堀マジで楽しいから行った方がいいよ!」
私「じゃあ暖かくなったらね」
11月頃だったでしょうか。寒いし山は雪降るし、この時はあまり興味もなくテキトーに流しました。
それから数ヶ月たち、また釣り堀の話をする機会があり写真を見せてもらいました。
とても田舎感溢れるすんばらしい景色に青空、バケツには魚がいっぱいで水が太陽の光に反射してとても綺麗でした。

妹「こんなに楽しいのに行かないなんて超もったいなーい」

写真の魚をみていたら幼い頃、父と釣りに行った事を思い出しました。
妹は父と釣りに行った事ないんだよなぁ…なんて考えてたら、妹は私と一緒に行きたいのかも!何て姉の脳内補正が入り、聞いてみる。

私「次いつ行くの?」
妹「お姉ちゃんが行きたいなら予定合わせてあげるよ」
ん?なんだか私が行きたがってる事になっていました…

 

 

父との釣りの思い出

私が最後に釣りをしたのは、まだ父が生きていた時で中学生の頃だったと思います。
父の実家はかなりの『ど田舎』でした。
私も数回いった事がありますが、こんな所に人が…?っといったような所です。
山の中腹に家があり、家の裏には川があり、歩いて30分ほど下ると太平洋が広がっていて、山や川でいつも大量に魚を釣っていたとよく自慢していました。


私が小学校低学年の頃、東京から家族で引っ越しをして、母の実家の近くに住む事になりました。
海なし県で山の中の川まで行くのも車で1時間。
どうしても釣りをしたい父は、近所の利根川で妥協しました。
夜に懐中電灯を持って探索したり、昼間は鍋と材料をもって行って、流木をあつめて焚き木でカレーをつくったり、私はとても楽しい思い出です。
でも父は釣りがしたかったらしく、もの足りなかったようです。
こんなんじゃないんだよ本物は!みたいな事を言っていたと思います。


小学校高学年になった頃、釣りにいくぞ。お前らもこい!と家族でよく車で1時間ほど走った所にある川に連れて行ってもらいました。
私達は釣りよりも川で泳ぐのが楽しみで、何も考えず上流でバシャバシャ泳いで父の釣りの邪魔をしてました。
弟達は言う事を聴かず暴れまわり、父は母にお前がみてないからだとよく怒鳴っていたと思います。


中学生になった頃、母も弟達も怒鳴られるのが嫌だからと一緒には行かなくなり、私もお年頃になったので川で泳ぐような事はしたくなかったので、川へ行く楽しさがわからなくなっていました。
しばらく行かなくなりもうすぐ高校生になる頃に、父が久しぶりに川に行くぞ!と言ってきました。
長男は釣りを否定し父は激怒しました。とにかくよく怒鳴る父だったのです。
喧嘩がおわり、こっそり父の様子を見ると否定され怒鳴っていたはずの父は背中を丸くして釣りの準備をしていました。
その時自分が何を思ったのか忘れましたが、興味がなかったのに、なんとなくその姿をみて父に私も行くと伝えました。
でも1人で怒鳴られると逃げ場がない…と思ったので、「お菓子買ってもらえるかもよ!」と小学生だった三男をそそのかし、一緒につれて行きました。


川につくと小学生の弟は父に怒られない様に下流で遊んでいます。
長男の行動を見ていたのでしょう。やっぱり末っ子は要領がいいです。
私はする事がなく弟を見ながらぼーっとしていると、父が突然釣り竿を渡してきました。
よくわからず川に投げようとすると、餌つけなくてどうする!と怒られ、ミミズみたいなものを針にさしてくれました。
水に浮かべてなんと5分くらいですぐに釣れました。
たしかヤマメだったような。
釣りって楽しい!って思ったのにその後は1時間まっても釣れず私は飽きてしまいました。
父は数匹釣っていたので、その場で焚き木をして焼いてたべました。
ものすっごい美味しかったです!

自分で釣った魚が1番美味しい気がして、川の雰囲気が良かったからか、うんめぇーっtと思わず叫んだら父が喜んでいました。


帰り際、父がご機嫌だったので釣り堀に行きたいと言ってみる。
釣り堀は魚がいっぱいいて簡単に釣れると聞いていたからです。
ご機嫌だった父が突然また怒りだしました。
「釣り堀なんてお金かけて行くようなもんじゃない!魚を買った方がマシだ!!!」
さっきまで楽しかった空気が一変…
弟にがこそっと話かけてきました。
「せっかくいい感じだったのに姉ちゃんのせいでお菓子買ってもらえなくなったじゃん…」

帰りの車の中の空気は最悪でした。
その後私も釣りに行く事はなくなり、釣り堀の話がでると父が否定する為、釣りの話自体する事もありませんでした。

 

 

釣り堀に行くまで

妹「お姉ちゃん魚触れるの?」と聞かれました。
私「え?触れないなら行かないでしょ!」というと、実は妹の友達は魚が苦手で、釣れた魚は妹が針からはずしてあげているとか。
食べるのもあまり好きではないらしく、釣った魚は全部くれるとか
驚きでした。魚苦手なのに釣り堀は好きという子もいるんですね。

 

でもよく考えたら真冬です。メッチャ寒いです。魚触れるけど水に触れたくないなぁ…
という事で夫を連れて行く事にしました。
夫はこんな真冬に行かなくても…といっていましたが、はじめての釣り堀だからと言って付いてきてもらいました。
さらに、母も一緒に行くと言い出しました。今まで父が怒鳴るから行かなかっただけで、実は釣りはやってみたかったみたいです。

 

 

釣り堀に到着

11時に釣り堀に到着してびっくりしたのが、思ったより人がいた事です。
雪は残っていましたが、天気が良かったので日向は結構暖かかったです。
家族連れが多く30人位はいたと思います。
餌が「イクラ」だった事に驚きました。自然では川魚はイクラを食べる事があるんだろうか…?
とか考えてるうちに、夫は早速釣りをしていました。 

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 1時間経ちましたが全然釣れず、夫もしょんぼりしていました。
午前のうちにだいぶ釣れてしまったのか、池に魚がいない感じでした。
しかし、12時位になり昼食で人が減り始めた頃、店員さんが魚を大量に放流しました。
放流というか投げ入れてる感じです。魚が上から降ってきます。
突然釣れるようになり夫は大喜び。私も1匹釣りました!
でも子供達が集まりだし、竿をめちゃくちゃに投げるので糸が絡まったりで若干混乱。
妹と母は狙っている魚じゃなかったらしく人の群れから離れてゆったりと楽しんでいたようです。

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チャラ男を釣る

14時頃になると家族連れが帰りはじめて人が少なくなり、若い男の人達が来ました。
グループの中の人が魚に触れない人がいるらしく釣れるたびに大声で友達を呼ぶのですがとにかくうるさくて…そしてチャラかった。


母がトイレに行くというのいで私が竿を預かった時に糸が大きく振れてしまい、近くにいたチャラ男を釣ってしまいました。
睨まれる私。

私の心の中「ビャーどうしようどうしようどうしようどうでうしようどっどどど」

チャラ男の服に触れていいものか謝りながらパニックでいると夫が気付いてくれました。
夫が謝りながら服から針をとりました。
夫「どうもすいません、怪我ないですか?」
チャラ男は小さい声で「あぁ、大丈夫っス」
あれ、1人だとチャラくない?グループでいるとうるさいのに1人だととても静かでした。


その後、1時間位で帰って行きましたが手ぶらだったので魚は持ち帰らなかったようです。
こういう方々でもはるばる山奥の釣り堀まで来る事に驚きでした。

 

 

初釣り堀成果

私は夫と竿を共有して、4時間半程いました。
夫と私はニジマスを5匹、妹と母はニジマスイワナを合わせて5匹釣り、全部で10匹釣れました。ここの釣り堀は竿一本につき5匹までという縛りがあり、それ以上釣っちゃうと追加料金を取られるので泣く泣くの終了でした。 

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ニジマスでクッキング

釣れたニジマスで3種類の料理にチャレンジ
ちなみに今回行った釣り堀は内臓処理をしてくれる釣り堀だったので、持ち帰った後は簡単に料理できました。

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ニジマスの香草焼き

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私が作りました。こうなるとニジマスには見えないですね。

 

 

ニジマスのパイグラタン

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夫が作りました。焦げてますが斬新でなかなか美味しかったです。

 

ニジマスの塩焼き

普通に塩焼き!骨多目だったけど美味しかったです。

 

 

まとめ

やっぱり魚に触れなくても釣り堀にくる人はいるんですね。私の中では大発見でした。

父との苦い思い出があり、今まで行けなかった釣り堀に30を過ぎてようやく行く機会ができました。母も夢中になって魚を追いかけて楽しんでました。
まずはやってみないとわからないものですね!!

父が生きていたら釣り堀になんて行くんじゃない!って怒ってたかな…という思いがよぎりましたが、私は自分が経験してない事を出来るだけ否定したくないと思っています。
お父さん、釣り堀楽しかったよ!
子供連れならむしろこっちの方が良かったよ!

今回は父との思い出とはじめて釣り堀に行った体験談でした。