30代男子お菓子作り奮闘記(バレンタイン先生編)
今回はお菓子作り初心者夫がバレンタイン限定で義理の妹にお菓子作りの先生をした時のお話です
前回のお話はこちら
姉と妹とのお菓子作り
私と妹は12歳離れています。妹が保育園生だった頃に高校を卒業した私は、就職の為に家を出ました。
しかし妹が小学校高学年の頃に父が亡くなった事をきっかけに、実家に戻りました。
妹は久しぶりに会った姉にアレもコレも教えてほしいと頼んできます。
その中にバレンタインデーのチョコ作りがありました。
友達の間で友チョコなるものが流行っていたらしく、「友達が手作りのチョコをくれるんだけど、自分も作らないといけないからお姉ちゃん教えて!」と泣きついてきました。
妹にお菓子を教える事になった私は、カッコイイお姉ちゃんを演じる為に、高校生の頃に作って成功したブラウニーを教えてあげる事にしました。
まだ写真が残っていました!えーっとコレは…材料が若干足りなかったり、型があり合わせの物だったり、まぁいっかと作ったのでこうなりました。
分量を正確に量るのが面倒くさいのでお菓子作りが得意ではない私の人生2度目のブラウニーです。
苺と桃缶と生クリームでごまかして完成!
妹が中学生の頃
まだ友チョコなるものは続いていました。そしてまた「お姉ちゃん一緒に作ろう!」と…
その頃バイトが忙しかった私は得意のめんどくさがりが発動し、簡単なもので済ませようとマシュマロとチョコを買いました。あとまたブラウニーです。
ブラウニーは若干のボロボロ感はありましたが、まぁまぁの物が出来ました。
問題はもう一つの謎の物体xさん。今見るとヒドイですね…(−_−;)
小学生の頃だったらごまかせてのでしょうが、この時から妹はお姉ちゃんにバレンタインチョコを一緒に作ろうとは言わなくなりました。
お菓子作り教室のきっかけ
それから時は経ち妹は20代になりました。
だいぶ成長して、バレンタインに頼る相手を義理の兄に変えたのです。
きっかけは夫が作ったロールケーキ。見た目はかなり酷いですが美味しかったのです。
妹はかなり気に入ったらしくバレンタインデーに作りたいと言いだしました。
でも、失敗もしているし初心者にはもっと簡単なクッキーとかがいいんじゃないかと夫に進言しました。
「お義兄さん、こないだのロールケーキをバレンタインに作りたいから作り方教えて!」と妹。
そんな妹に夫は得意げに言います。
「初心者にロールケーキは難しいからクッキーとかええんちゃうかな?」
私が夫に言った言葉をそのまま妹に言ってました笑
ですが、妹はそれだけだと普通だからバレンタインデーっぽいものが作りたいといいだしたので、私は夫にブラウニーを勧めました。またまたまた出ましたブラウニーです。
そして後日、妹から連絡が。
「友達も一緒にお菓子作りたいからお義兄さんを貸して」と。
年頃の女の子2人の先生に任命されて夫はやる気満々です。
お菓子作り数日前
先生をするからには失敗するわけにはいかない!と夫は練習する事にしました。
ブラウニー?ちょっとベチョっとしてました。味はまぁまあ
型抜きは成功しましたが、上のマーブル模様の物体は渦巻きクッキーを作ろうとして失敗したものです。練習しといて良かった良かった。
敗因はブラウニーは焼き時間が足らず、クッキーは生地を冷蔵庫で寝かすのを短縮したせいだと私は推測しました。全ては夫がめんどくさがった結果ですね。
私が敗因を伝えると次回の教訓にする!っと練習は1回で終わりました。
すでにめんどくさがってます。大丈夫か?
お菓子作り開始
妹は私とちょくちょく料理をしていましたが、妹の友達は料理自体を全くした事のない子でした。
私はこのお菓子作り教室には呼ばれてないけど、怪我をしないか心配で周りをウロチョロしてました。
どうなる事かと思った先生もわりと様になってます。
が、しかーし!気づいたら何故か夫が怪我をしていました。
クッキーの厚さを均一にする為の棒が長すぎたのでカッターで切断しようとして手を切ったらしくポタポタと血が!?
何であなたが怪我してるの!!と私は騒ぎましたが、妹達は夫のいつもの冗談かなんかだと思ったのか笑ってました。普段冗談ばかりいっているのがここで発揮されて心配されなかったようです。
雰囲気は壊さず済んだのでよかったのかな…
幸い大事には至らなかったのでよかったですが、まさか先生が怪我をするとは…
そして問題のお菓子達はというと↓
焼く前
焼き上がり
完成
職場の方々にあげるらしいです。
まとめ
ブラウニーは塩味が効いてて、外側がサクサクしていて私は好きでした。
クッキーは可も無く不可も無く。でも見た目はよくできてると思います。
はじめて作る子がいるのによくできた方ではないでしょうか。
夫がもらったクッキー↓
明らかに遊ばれてる気がします(笑
夫は女子からクッキーもらっちゃった♪と幸せそうでした。
最近は職場の女の子はチョコをあげるのがしきたりみたいな風潮が強い所もあり、無理して用意している人もいたのですが、職場であげる為のお菓子を楽しそうに作る妹達を見ていて、ほっこりした気持ちにりました。楽しむって大切ですね。
今回はお菓子作り初心者夫がバレンタイン限定で先生をした時のお話でした。