関西で猫と暮らす夫婦の日常

日々自分が体験してきた出来事の備忘録です。

語彙(ごい)とは?語彙力をつける為の練習

今回は、語彙(ごい)とは?語彙力をつける為の練習についてです。

昔、といっても数年前なんですが、夫がTVを見ながら

「近頃の若者の会話って、『マジで』『ヤバイ』『ウケる』で成り立つんやね。」

とか言ってたんです。その時はまた気難しい事いってるなぁ。くらいにしか考えていなかったんです。

かく言う私も似たようなもので、 「マジ」「ヤバイ」「かわいい」を多用して大体の会話はこれで済ましていました。

特にかわいいに関しては、ネコを見ても、人を見ても、お菓子を見ても、車を見てもなんでもかんでもとりあえずかわいい!!!

今までは、それでも通じていたんです。通じていたと言うより、通していた。と言うのが正確かもしれません。

 

30代になり、自分の意見や感想に対して周りから度々言われるようになりました。

「かわいい以外の感想はないの?w」と…

若い頃にもちょくちょく言われていたセリフですが、どこかしら皮肉というかトゲのあるニュアンスで言われることが増えてきました。

なんで?可愛いものは「かわいい」でいいじゃん。と思って夫に相談したんです。

「そりゃ何を食べさせても『うまい!』しか言わない人にはご飯とか作りがいもなくなるやろ」という返事が。

身内にそういう人がいるのでこの例えを出されたのですが、妙に納得しました。

確かに、自分が料理したご飯の感想だったら、味が濃いのか薄いのかとか、甘さはどうだとかという、どう美味しいかという感想は欲しい時がありました。

この歳になると、相手はリアクションじゃなくて感想を求めているんじゃない?とも付け加えられました。

そうなのかぁ。

でもだからと言ってどうしたらいいのか分からなかったのです。

 

 

 語彙、語彙力について 

夫から、語彙力が足りないからそんな風に言われてしまうと教えてもらいました。

「語彙(ごい)?なんじゃそりゃ?」と思ったものの、その時は納得したフリをして携帯のメモで漢字に変換して保存。

時間がある時に語彙の意味を調べようとしていたのですが、そのまましばらく経ってしまいました。

ふと思い出した時にメモの漢字を見ても、「語彙?なんて読むんだっけ?」

私は読めませんでした…泣

 

語彙(ごい)とは

単語の総体。

単語全体を意味 

 

ふむふむ。私なりに変換すると、

私が言われた語彙が少ないとは、知っている言葉、使える言葉の数が少ないという事ですね。

ようやく理解できました!←(遅!!

 

 語彙力をつけるには  

・自分の言葉のクセを確認

まずは、身近な人と話して自分のクセを教えてもらう。

私も実際、家族や夫に言われて気づく事ができました。

もしも聞くのが恥ずかしいという事であれば、録音などで客観的に聞いてみて、会話が上手だなと思う人の話し方を参考に、自分のクセと比較して確認するのも良いと思います。

 

・語彙を増やす練習

もちろん、セミナーや本、テレビなどからでも勉強になると思いますが、自分で調べた方が覚えられる気がします。

私が行っているのは、気になる言葉があったら携帯にメモして、後でネットで意味を調べて、分からなければ人に聞いたりして、理解したら使ってみる

そしてこのようにブログに書くなどして自分の言葉にしていくという感じです。

 

・言い換える練習

覚えた単語を早速使って、今まで使っていた単語と言い換えて話してみる。

「マジ」→本当、真面目、本気、真剣、冗談ではない、など。

「ヤバイ」驚き、びっくり、すごい、楽しい、辛い、など。

「すごい」とっても、ハンパなく、かなり、びっくり、など。

「かわいい」可愛らしい、可憐、チャーミング、など。

 

例えば、目上の人に可愛いと伝えたい時に

「マジヤバイすごいかわいい」というのと、

「本当に驚きました。とっても可愛らしいですね」

と言うのとではかなり印象が違ますよね。

 

 まとめ 

まだまだ知らない言葉はたくさんあって、今でも語彙が少ないのでもっと覚えなくてはいけないのですが、それでも10代、20代の時より格段に使える言葉の種類が増えてきたように思います。そのお陰か、幅広い年代の方々とコミュニケーションを円滑に行えるようになったと思います。

 

ただ、私が思うに語彙力を身につけたからといってこれも多用しすぎてしまったら、相手との会話が逆に不便になるのではないかという事です。

時々TVでどこかの偉い学者先生とかが話をしているのを聞いても聞いた事ない言葉ばかりでちんぷんかんぷんでした。

話が戻りますが、語彙がない人のすごい所は、『マジで』『ヤバイ』『ウケる』この一言などで話が終われてしまう所です。

そのような相手に語彙を駆使して話しても、相手には異国の言葉のように聞こえて会話は成り立たないように思いました。

けど、「本当に語彙力がある人は、その豊かな語彙の中から正確に、解りやすく相手に伝わるための最適の言葉を選べる人だ」という話を聞いてなるほどなぁと感心。

相手に感情や思考を伝えるために言葉を使うのだから、それが多いに越したことはないのですよね。

語彙の言葉の意味を調べて、語彙って本当に大切!って思いました。

でもそれと同時に、使い方や使う相手、使いこなせる会話力も必要だと痛感しました。

 

今回は、語彙(ごい)とは?語彙力をつける為の練習についてでした。